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れっく

2014年07月10日 02:52

「20年来、番号忘れで何度やっても解錠できなかったチェーン鍵。
サッカー見ながら手持ちぶさたで適当に回してたら、あれっ?
外れた!
ただ、番号の確証がなくて、再び戻すか悩み中。。。 」

と、ここまでがフェイスブックにアップしたところ。

で、その後・・・。

今回のチェーン鍵は、数字を自分で設定できないもので、
右へ何回、左へ何回、右へ何回、という3ケタの組み合わせの代物。
だからこそ、この一件は、偶然ではなく身体が覚えていたからのはず。
無意識・・・無の境地・・・悟りを開くような表現だけど、
考えて出てこなけりゃ、それしかないだろうよ。

と、静かに目を閉じ、心穏やかに、指の動くままにエアー解錠を試みる。

ものはやってみるもので・・・続けていると、
指の感覚が後半2ケタはほぼ確信が持てそうな動きで止まる。
さて、問題の1ケタ目・・・無の境地とはいえ、
ここで過去の記憶をたどってみる。
多く回した記憶はない。
するとせいぜい1~5だな。
1か?5か?いや、ひとひねりだったから・・・2?3?4?

ここまでくれば、ダメでも3パターン。
(ここで、後半2ケタが違っている?という邪心は消えていたからね。)

さあ、勇気を出してトライ!

右3回・左○回・右○回・・・開いた!

一度解けてしまえば、
「そうだよ~、そうだよ、この感覚だったよ!目を閉じても大丈夫じゃん!」
ってなもんでして。

答えは、9×9×9=729通りの中で一つ。

身体が覚えていたといえばそれまでの話だけど、
脳の記憶から消えていた自分にとっては、
奇跡だったと思っている一件なのでした。

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