フランス式階段工
近場では紅葉が今一?と感じてはいる中、牛伏寺方面へ。
やっぱり、紅葉は・・・。
”澄み渡る空”でもなく、
風にはまだ温もりを感じながらも、
山の色も秋の雰囲気があるとはいえ、
目をひくような眩しい紅葉ともいえず、
そうは言っても、せっかくなので、
牛伏ダム上流までちょっと足を延ばしてきました。
牛伏ダム
牛伏川の砂防を目的としたダムです。
フランス式階段流路工
大正時代にフランスから学んだ工法で作られた階段状の流路。
延長141m、高さ約20m強の間に19段、
現代では、特別な技術というわけではないものの、
牛伏川砂防施設の一つとしては特徴的なものの一つとなっています。
時代的な工法技術の導入もさながら、
見た目の美しさも含め、国の登録有形文化財に指定されています。
全体像を見るなら、木々の葉が少ない春先か、
今頃から冬先にかけてが良いでしょう。
現地まで車で行くことも可能です。
牛伏寺参拝のついでにも、のぞいてみてはいかがでしょうか。
こういうものに美しさやロマンを感じてしまうというのは、
やっぱり、私、基本的に土木系の人間ということなのでしょうかね。
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