松本の建設会社、民事再生法
昨日、松本に本社をおく、建設会社が民事再生法の適用を申請した。
負債額約22億。
代表者は、協会の県のトップ役員も経験した会社。
それ程の立場であっても関係なく、
やはり公共事業の仕事量減少がひびいたみたい。
長野県内の企業倒産件数比率は、相変わらず建設業がトップらしい。
そもそも建設業者が多すぎるとの意見もある。
また、この世界と接する機会が少ない方々からすると、
「これまで、いい思いしたのだからまだまだ・・・」
との、意見もあるかもしれない。
けど、今、建設業界で働いている人達からすれば、
「そんなこと言われても・・・。」
ただ、景気と会社の方針に従って働いてきたら、
結果がこうなっただけ。
切ない事しきり。
「まだまだ、ヤバイところ(会社)はある!」
との噂も絶えない。
そんな中でも、民間比率増や異業種参入、個人客対応等、
発想、方針転換することで、頑張っている会社もあることも事実。
何が良くて何が悪かったのか、今更、過去を論じるのではなく、
先を見ていくことが先決なんだろう。
民間仕事中心ではあるが、
業界的には同系の世界に身を置いている当社。
比較するような立場ではない、
吹けば飛ぶような小さな会社ゆえ、
本当に飛んで消えてしまわないように、
フンドシ締め直してやっていかねば・・・。
今回、当社に何があったというわけではないが、
大変なのは、建設業界に限ったことではないという事は、
重々承知の上で、
ニュースを聞いて、思った次第でした。
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