松本の建設会社、民事再生法

れっく

2008年10月07日 23:14

昨日、松本に本社をおく、建設会社が民事再生法の適用を申請した。
負債額約22億。
代表者は、協会の県のトップ役員も経験した会社。
それ程の立場であっても関係なく、
やはり公共事業の仕事量減少がひびいたみたい。

長野県内の企業倒産件数比率は、相変わらず建設業がトップらしい。
そもそも建設業者が多すぎるとの意見もある。
また、この世界と接する機会が少ない方々からすると、
「これまで、いい思いしたのだからまだまだ・・・」
との、意見もあるかもしれない。
けど、今、建設業界で働いている人達からすれば、
「そんなこと言われても・・・。」
ただ、景気と会社の方針に従って働いてきたら、
結果がこうなっただけ。
切ない事しきり。
「まだまだ、ヤバイところ(会社)はある!」
との噂も絶えない。

そんな中でも、民間比率増や異業種参入、個人客対応等、
発想、方針転換することで、頑張っている会社もあることも事実。
何が良くて何が悪かったのか、今更、過去を論じるのではなく、
先を見ていくことが先決なんだろう。

民間仕事中心ではあるが、
業界的には同系の世界に身を置いている当社。
比較するような立場ではない、
吹けば飛ぶような小さな会社ゆえ、
本当に飛んで消えてしまわないように、
フンドシ締め直してやっていかねば・・・。

今回、当社に何があったというわけではないが、
大変なのは、建設業界に限ったことではないという事は、
重々承知の上で、
ニュースを聞いて、思った次第でした。

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