過去の歴史も変わる
今日の昼、テレビで夕刊の記事を取上げるコーナー。
竹島問題の教科書への記載に関して云々の記事のついでに、
こんなこと言ってた。
我々が勉強した歴史知識は間違っている、いや、間違っていた・・・らしい。
鎌倉幕府誕生・・・1192年ではなく、1185年。
源頼朝の肖像画・・・別人。
聖徳太子の肖像画・・・別人。
しかも聖徳太子とは後付の呼称であるため、
厩戸皇子。
この位までなら、どこかで聞いたことがあったが、
645年にあった事は・・・大化の改新とは呼ばず、乙巳の変(いっしのへん)
これには?マーク。
ウィキペディアを参考にしてみた。
我々は、暗殺事件を含めて”大化の改新”と覚えていたが、
確かに事件後の政治改革をさすものであって、
645年にあった事件は”乙巳の変”、なんだそうで・・・。
いわれりゃ、その通りで・・・納得。
苦しみながら一生懸命覚えた歴史、
変わるはずないと思っていた過去の歴史が変わってる、という現実。
誰も見たことないから、「こうだったんだろう。そういうことにして・・・。」を
つなぎ合わせたのが、我々が勉強させられた歴史。
そんなだから、事後訂正もあってしかりなんだろうけど、
それなら、歴史の授業の意味って何?と思ってしまいましたわ。
その時間を、明治以降の近代歴史に割いたほうが、
よっぽど、現実的な勉強になると、改めて感じましたよ。
(以前、評論家の誰かもそう言ってた事、思い出しました。)
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